ADHDと子育て

ADHDと子育て・・思い返して出てきた年代別の特徴

ADHDと子育て、今日はふと思い立ったので息子が生まれてからを思い返したら出てきた年代別の特徴を綴ります。

生まれてからもうすぐ12年、ADHDかもと言われてからもうすぐ6年。

節目があったような、なかったような感じで過ごしてきましたが、今日は

  • 生まれてから幼稚園に入園するまで
  • 入園から小学校入学まで
  • 小学校入学からの6年間

3つの年代に分けてそのときの特徴を綴ってみようと思います。

ADHDと子育て、思い返して出てきた年代別の特徴と題して綴ります。

ADHDの特徴とは違うことも入っていますが、そのあたりはご容赦下さい。

子供がADHDかもしれないけど、そうじゃないかもしれないというジレンマを持ってらっしゃる方の参考になればと思います。

 

生まれてから幼稚園に入園するまで

OpenClipart-VectorsによるPixabayからの画像

息子が生まれたのは冬。

破水から生まれてくるまで16時間かかりました・・。

息子の出産も時間がかかって大変でしたが、思い返すと娘は破水から36時間後に生まれたので、それを考えると短かったんだなぁと気付きました。

僕は娘のときも立ち会いましたが、息子のときも立ち会いました。

そこで感じたのは「女性は偉大だ」ということ以外は何もありませんでした。

 

破水から生まれるまで

僕は当日も仕事で出勤していたのですが、出勤して30分後に奥さんから「破水した」と電話がかかってきて、そのままとんぼ返り。

かかりつけの産婦人科は車で1時間くらいかかるのですが、事前に準備していたので出発まではそんなに時間はかかりませんでした。

病院までの道中は意外と落ち着いていて助かったと記憶しています。

分娩室に入ってからも2時間かかり、やっとお出まし。

娘のときもそうでしたが、お産は大変でした。

 

新生児検査で左耳が聞こえないことが発覚

生まれてから検査をしたとき、看護士さんから「もしかしたら左耳が聞こえてないかもしれないので大きな病院で検査されて下さい」と言われました。

そのときは「えっ?」って感じでしたが、じわじわと実感が沸いてきて、ちょっとショックが大きかったですね。

実際、紹介状をもらって診察に行ったのですが、左耳は聞こえてないという結果でした。

新幹線が真横を通っても聞こえないほどの難聴(というかほぼ聞こえないです)。

どうしたらいいんだろうと悩んだのを覚えています。

 

生まれてから半年後、川崎病にかかる

息子が生まれてから半年くらい経った頃、ある日熱を出しました。

熱が出たことは聞いていたのですが、「風邪だろう」と思ってそんなに気にしていませんでした。

奥さんから、40度くらいの熱が2日続いてると言われたので、念のために病院へ連れて行くことにしました。

そのときは、なぜが僕も気になったので付き添いました。

色々検査をしてもらった結果、「川崎病」と診断さ大きな病院に連れて行って詳しく診察してもらって下さいと、診察後すぐに紹介状を書いてくれたのでそのまま病院に連れて行きました。

川崎病は、生後半年前後の期間でしか罹らないそうで、原因がはっきり分かっていない難病と知ったときはさすがに焦ってしまいました。

川崎病は血管が炎症を起こして詰まる病気で、病状には3段階の重度があります。

重度が上がるにつれて重篤化しやすく、亡くなってしまうこともある怖い病気です。

診察を受けたとき、息子は2段階目に入るところでした。

早く見付かって良かったと病院の先生が仰ったとき、初診してくれたかかりつけの小児科の先生に感謝しました。

 

幼稚園に入園するまで

歩き出すのが標準より遅く、言葉も出てくるのがかなり遅かったんですが、川崎病を克服して元気に育つ息子をみてほっとしていた時期でもありました。

言葉が遅いのは左耳が聞こえないことが原因だと思っていたのであまり気にしていませんでした(奥さんはかなり気にしていました)。

無邪気で素直。

それがこの時期の息子の印象ですが、この時期でもADHDだと気付くことはありませんでした。

まだ幼稚園に行かせていませんでしたし、うちの中の世界が全てだったので、あれが出来ないこれも出来ないと感じることがなかったのも原因かなと思います。

この時期は息子を連れて買い物などにもよく行きましたが、

  1. 誰にでも挨拶する(知ってる人知らない人関係なく)
  2. 人懐っこい(知らない子とすぐ友達になって一緒に遊んでました)
  3. すぐいなくなる(良くある「ちょっと目を離した隙」に見失ってました)
  4. 思ったことをすぐ口に出して質問してくる(なんであの人は髪がないの?とかです)
  5. 興味が沸いた商品を勝手に開けてしまう

こんなことがよくありました。

娘にはなかったことで僕も最初は戸惑いましたが、こういう言動をする度に、息子と目線を合わせて説明していたことを覚えています。

今思い返すと、ADHDの可能性があると診断された息子が見せたこの年代の特徴かなと思います。

決して悪いことではないんですが、やっぱりちょっと変わってるのかなと思うポイントでした。

しかし、4と5はかなり焦ったし困りました(汗

 

幼稚園から小学校に入学するまで

JCK5DによるPixabayからの画像

幼稚園に行き始めてから他の子と見比べることができはじめたので、このあたりから少しずつうちの子が「他の子に比べると成長が遅い」ところが見え始めた時期です。

この時期、子供達ができるようになる(できるようにしていく)生活習慣は

  • 早寝早起き(時間を守る)
  • 見通しを持った行動(幼稚園に行く前のトイレ、片付け、準備、お風呂、ご飯)
  • 自分でできることを自分からする

こんな感じだそうですが、息子は奥さんから言われないと動かなかったし、言われるまでは自分のしたいことをしていましたので、自分で行動することはほとんどありませんでした。

成長の早さは個々人ごとに違うと僕は思っていたところがあったので気にしていませんでしたが、思い返すと息子が見せたこの年代の特徴かなと思います。

 

授業参観でのこと

5歳のときも6歳のときも授業参観には参加しましたが、そのときの様子は

  • 落ち着きがなくじっとしていられない
  • 急に席を立つ
  • しきりに僕と奥さんを見る
  • 「○○が分かる人〜」と先生が問いかけたら真っ先に返事をして手を挙げる

こんな様子が見て取れました。

他の子も両親を意識しているところはあったものの、落ち着きがないという分けでもなければ急に席を立つなんて行動もしませんでした。

そのときも「落ち着きがないなぁ」というくらいにしか思っていませんでした。

また、手を挙げることは良いことなのですが先生から指名されて答えるときはちんぷんかんぷんな答えを言っていました(汗

誰も手を挙げない状況を考えたら先生にとってはありがたい生徒だったかもしれません。

そして、先生から「息子さんはADHDかもしれない」と言われたのは、6歳の授業参観を終えて間もないころでした。

 

ADHDかもしれない

前述したように、幼稚園の先生から「ADHDかもしれない」と言われた後(僕も奥さんもADHDという病気はこのときまで言葉も知りませんでした)、小学校入学前にADHDのテストを受けました。

診断結果は「ADHDの可能性がある」という中途半端なものでした。

当事者としては、はっきり言ってもらった方が良かったのですが、その後奥さんも僕も色々と調べてみた結果を持ち出して話し、息子はADHDだと思って育てていこうと決めました。

奥さんは幼稚園の授業参観でみせた姿から、他の子の授業の邪魔になっては申し訳ないと、「特別学級に入れた方が良いんじゃないか」と提案してきました。

そこは僕も思ってたところではありましたが、授業の邪魔になってからでも特別学級には編入できるので、まずは普通の子達と一緒の学級に入れてもらおうと話しました。

 

悔しかったことと嬉しかったこと

ちょっと主題とは逸れますが、この時期に悔しい思いをしたことと嬉しくて泣いてしまったことがあったのでお話しさせて下さい。

5歳の時、「大きなかぶ」を幼稚園でのお遊戯会でしたのですが、そのときの息子の役は「木」でした。

理由は「セリフを覚えられないから」というもので、さすがに悔しかったですね。

家での息子は興味あることだと情報をどんどん吸収して覚えて、僕にずっと話していましたから、覚えられないはずはないと。

今思えば、そういう息子を幼稚園の先生は知らないので仕方なかったのかなと思えますが、当時は悔しい思いをしました。

ところが!

翌年のお遊戯会の出しものは「傘地蔵」だったんですが、息子はセリフのある村人の役でした。

成長したんだと喜んだのですが、実際お遊戯会を観に行ったとき、息子が誰よりも大きな声で間違えずにセリフを言う姿、感情すら込めてセリフをしゃべっていた姿は本当に感動しました。

幼稚園の先生もそれは同じで、一緒になって感動して涙を流していました。

あのときのことは昨日のことのように覚えています。

ここまでの内容は下記を参照に書かせていただきました。

基本的生活習慣

ありがとうございました。

 

小学校入学からの6年間

Clker-Free-Vector-ImagesによるPixabayからの画像

通う予定の小学校へ入学前に相談へ行き、息子の状態を全て話し、普通の子と同じように接してもらい普通の子と一緒の授業を受けさせてもらえるようになり、入学式を迎えました。

入学式では幼稚園のときに見せていた「多動性」は出たものの、幼稚園のときとは全然違いました。

入学式の前に言い聞かせてはいましたが、動かないように一生懸命頑張っている姿は感動すら覚えた記憶があり、奥さんはなんと隣で泣いていました(汗

授業参観でみる姿は、学年が上がるにつれて多動性はなくなりましたが、先生からの質問には相変わらず元気に返事をして真っ先に手を挙げています。

ただ、答えがちんぷんかんぷんなことが少なくなり、的を射た回答ができるようになってきましたが、分からなくても手を挙げるところは相変わらずです。

幼稚園でみせたような言動はかなり改善されてきましたが、現在は

  • 自分でやらないといけないことを自分から行動しない(ずる賢くなってきた)
  • 興味のないことはてんで駄目(すぐ飽きるし続かない)
  • 空気が読めない(今これを言っちゃだめだとかが分からない)
  • 人の話しを聞いていない(左耳が聞こえないのも原因としてはありそう)
  • 片付けできない(ものをよくなくす)
  • 不注意(ものの扱い方が激しくてよく物を壊してしまう)
  • 忘れものが多い(学校に忘れる、必要なものを持って行ってない)

と、まだまだたくさん「出来ない事」がありますね。

奥さんは毎日「○○した?」と言い続けているようですが、もしかしたら確認されたり指示されたりするのが息子の行動開始のスイッチになってしまっているのかもしれません。

そう思ったので僕は「生活習慣行動表」を作って、それを自分で見ながら行動させるようにしています。

僕が作った生活習慣行動表のExcelも添付した記事を書いていますので興味のある方はこちらからどうぞ ↓

 

[https://www.city.adachi.tokyo.jp/]

ただ、自分が興味のあることには貪欲で、iPadやYouTubeで気になることを調べて覚えます。

それを延々と話されるのですが、これを聞き続けるのもなかなかに重労働・・。

それは勉強でも同じで、歴史などはしっかり覚えて理解していますし、学校の成績も上の下くらいのレベルです。

ここは、毎日口を酸っぱくして「宿題しなさい」「自学しなさい」と言い続けている奥さんの努力の賜だと思いますし、させるだけでなく終わった後のチェックや答え合わせもやっています。

さすがに頭が下がります・・。

 

小学校で大きないじめにあった

やっぱり息子は周りの子も分かるくらい、話すときの反応が変わっているようです。

いじめとまではいきませんが、みんな面白がって毎日いじったり集団登校で仲間外れにしたり、面倒なことは息子にさせるなど言いように使っているようです。

当の本人は人が好きで仲良くしたくて行動しているのですが、そこはなかなか伝わらないようです。

しかし、息子が小学校4年生のときに大きないじめを受けました。

休み時間にみんなで遊んでいるとき、何かのきっかけで息子が集中攻撃され、みんなから囲まれて蹴ったり叩いたりされました。

学校から家が近いので、息子は泣きながら家に帰ってきて奥さんに話しをしたみたいで、奥さんは急いで僕に連絡してきました。

さすがに僕もびっくりして会社を早退したのですが、何時間か経過すると息子は何事もなかったかのように落ち着いていました。

翌日からは普通に学校に行き、友達とも普通に接していましたが、学校としては大きな出来事なので当日先生が来て色々話しましたが、この先生が全然駄目!

年配の先生だったんですけど、昔の自慢話を持ちだして「僕に任せて下さい」的なことを言うので頭にきちゃってケチョンケチョンに言い負かして、こういう対策をしてくれと指示をして追い返しました。

それから毎日、先生からは連絡帳で報告が来ましたが、僕はみていません。

当の本人は、嫌なことがすぐに喉元を抜けてしまって気にしないというか、消化が早くて普通に学校へ行けてるし、それ以降友達も手を出したりしていないので息子の中では解決なんです。

息子だけかもしれませんが、嫌なことをすぐに消化できて引きずらないところはADHDの特徴でもあるのかなと思います。

 

まとめ

Harish SharmaによるPixabayからの画像

ADHDと子育て、息子が生まれてからを思い返したら出てきた年代別の特徴を綴りました。

思い返すと、ADHDだと意識せずに過ごした幼稚園入園前は、ADHDという言葉すら知らなかったので「成長が遅いんだろう」という思いでいました。

幼稚園入園後に初めて他の子と見比べても、その思いは変わりませんでしたが先生からの一言で認識が変わりました。

いじめにあった時に来た先生にも感じましたが、子供は周りの環境で大きく変わりますし大きな影響を受けています。

その影響を一番大きく及ぼすのは、先生でも友達でもなく、僕たちお父さんでありお母さんです。

ADHDは病気ですが、僕が子供の頃には息子のような同級生が結構いましたよ。

何でも病気にこじつけて安心したいのかどうか分かりませんが、人とは違うところや症状に悩んでる当事者が、病名があると安心するという一面はあるのかもしれません。

ADHDはできない事も多くありますが、人にはないものを持ってるところもあります。

特に集中力なんかはものすごいものがあるので、興味のあるものをどんどんさせて伸ばしていく育て方が大事なんじゃないかなと思っています。

だって、あのトムクルーズもADHDを公表してますもん。

息子の良いところを見極めて伸ばしてやることは、お父さんとお母さんにしかできませんから。

今回のADHDと子育ては、息子が生まれてからを思い返したら出てきた年代別の特徴をまとめてみました。

最後までご覧いただきありがとうございます。

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