ADHDと子育て

ADHDと子育て・・心理カウンセラー面談の結果

ADHDと子育て、今日は心理カウンセラーの先生と面談した結果を綴ります。

心理カウンセラーの先生に面談して相談した内容は

  • 中学校進学について
  • 障害者認定について
  • ADHDの子供の育て方について

この3つです。

心理カウンセラーと面談するのは初めてでもあり、今後もなかなかない機会だと思うので、今回の面談の中で可能な限りお話ししました。

所要時間は約2時間でしたが、学校が終わったので途中から息子が入ってきたので心理カウンセラーとの面談が終わった感はありました(汗

今後心理カウンセラーの方と面談予定がある方や、相談してみたいと考えている方のサポートになれば嬉しい限りです。

それぞれの内容をまとめていきます。

 

中学校進学について

AzamKamolovによるPixabayからの画像

まず相談したのは、来年に迫った中学校進学についてです。

現状の息子の状態をお話しして、その上で心理カウンセラーの先生にどうすべきかをアドバイスしていただきました。

息子の状態としてお話しした内容は

  • 忘れものがなおならい
  • 人の話しを聞けない
  • 空気が読めない
  • 勉強は遅れていない(むしろ頭が良い方)
  • 多動性はほぼみられない
  • 先生の問いかけには積極的に挙手してアピールしている(過剰なくらい)

心理カウンセラーの先生にお願いしたこと

  • 普通学級か特別学級か
  • 中学校の特別学級に入る基準
  • 学校の先生が関われる範囲

この3つです。

ひとつずつまとめていきます。

 

普通学級か特別学級か

心理カウンセラーの先生の回答は、「普通学級で良いのではないか」でした。

その理由について

  1. 多動性がないこと
  2. 勉強に遅れが出ていないこと
  3. 多少の問題はどの子供も持っていること
  4. 現在も普通学級で学校生活が送れていること

この4つを挙げていました。

僕らも「普通学級で大丈夫なんじゃないか」となんとなく思っていたのですが、生徒数が多くなることに不安を覚えていたので相談しました。

心理カウンセラーの先生は、現在普通学級に通っていて学力的に遅れているわけではないし多動性も出てないのであれば中学校でも普通学級で大丈夫なのではないですかと言われていました。

息子に聞けばきっと普通学級に行きたいと言っていたと思いますのでホッとしました。

 

特別学級の基準

これも聞いてみたのですが、明確な基準というものは心理カウンセラーの先生には分からないという回答でした。

その理由は、今回面談いただいた心理カウンセラーの先生は非常勤で、地区内の小学校を巡回していて、週に1回の出勤だということでした。

知ることはできませんでしたが、息子は普通学級行かせることになったのでこだわる必要はないと思って深くは聞きませんでした。

ただ、知的障害のお子様や身体的に重度の障害を持たれているお子様は特別学級の対象になるのではないかとのことでした。

この基準を知りたい方は、学校によって基準が異なるかもしれないので、入学予定の学校に直接聞かれた方が良いです。

 

先生が一人の生徒に関われる範囲

ここも気になったので聞いてみましたが、やはり一人の生徒に対して過剰な関わり方はできないそうです(当たり前ですよね)。

できる範囲としては

  • 適度な声かけ(廊下ですれ違うときや休み時間など)
  • 授業中の観察(他の子より多く目線を向ける)
  • 視角に入ったときの気配り

だそうです。

ただ、当事者としてはとてもありがたいなと思いました。

学校側に伝えるかどうかはご両親次第だとも言われていましたのでもう少し考えてみようと思います。

 

障害者認定について

Clément TheriezによるPixabayからの画像

次に「障害者認定=障害者手帳」について相談したときの心理カウンセラーの先生のアドバイスは意外なものでした。

障害者認定を受けると、それだけで世間から隔離されたような感覚にとらわれますし、進学や就職においても選択肢が狭められる感じもします。

また、結婚についても険しいハードルがあるだろうなと予測できます。

様々なデメリットが思い当たるため、障害者認定に抵抗がある方もいらっしゃると思いますが、僕はあまり気にしていません。

世間体や見栄、親のエゴや願望は、息子が生きていく上で必要ないものです。

僕が息子をずっと守ることはできないし、将来を生きていくのは息子であって僕ではありません。

それを自分の中で切り落としたとき、答えははっきりでました。

 

障害者認定のメリットとデメリット

障害者認定を受けると他の子とは違うということを公表するような感じになりますが、周りの人が噂するのは一時的なものなので、それさえ乗り切ればデメリットはないと思います。

ここは僕が思っているメリットなのですが

  1. 通学する学校の先生に他の子とはちょっと違う子だと認識を持ってもらえる
  2. 息子が将来就職する際の後ろ盾になる
  3. 資格(特に運転免許)取得の際に役立つ(のではないか)

この3つがあると考えました。

特に就職→就業の際には、障害者認定があれば

  • 普通の人と比較されることを少なくできる
  • 失敗の許容範囲を広くできる
  • あいつは駄目だという認識レベルを下げられる

というメリットが見込める反面

  • 仲間はずれにされる(もっとひどい時は差別される)
  • 過剰な特別扱いを受ける可能性がある
  • 仕事を任せてもらえる範囲が狭くなる
  • 昇給や昇格するのが難しい

というデメリットも予測できます、

しかし、そのデメリットよりもメリットをとった方が息子にとって働きやすい環境になるのではないかと考えたんです。

 

心理カウンセラーの先生のアドバイス

心理カウンセラーの先生は僕の意見に頷きながらも

  1. 進学や就職において障害者認定が不利(妨げ)になる場合があること
  2. 認定をとるのは非常に難しい(息子の場合です)こと
  3. どのタイミングで認定をとれば良いか検討すること
  4. 息子が認定を望んでいるかをきちんと話し合うこと

4つのアドバイスをしてくれました。

特に1番目と3番目は、僕の知識では知り得ないところだったので凄くありがたかったです。

 

障害者認定のタイミングは慎重に

もう一つ言われたのは認定取得のタイミングです。

障害者認定が進学や就職の妨げになることがあるというのは認識していました。

しかし、息子がやりたいことや興味あることが具体化してその進路に進みたいと言ったとき、その進路を進める可能性があるときに、この認定が妨げになるようなことがあると悔いても悔やみきれません。

僕は中学校進学前に障害者認定を受けさせたいと思っていたので、このアドバイスで認定を急ぐのをやめました。

障害者認定は進学したあとや就職したあと、学校や会社から求められる(問い合わせがくる)こともあるので、取得するのはそれからでも充分ではないかとアドバイスいただきました。

 

障害者認定は難しい

僕らが話した息子の現在の症状を聞く限り、息子が障害者認定をとるのは難しいとのことでした。

また、人のコンディションは体調やストレス、疲労などで変わるため症状が掴みにくく、障害者認定の判断は凄く難しいんだそうです。

障害者認定が目的ではなく、息子が将来を生きていく術を得たいというのが本来の目的なので、障害者認定に固執しては駄目だと気付けたので認定をとるのは必要に迫られてからにしようと考え直しました。

 

ADHDの子供の育て方について

Gerd AltmannによるPixabayからの画像

最後に相談したのはADHDの息子を育てていく上でのアドバイスです。

息子の現状を踏まえた上で、アドバイスをいただいた中で一番心に響いたのは「できない事を切り捨てましょう」という一言でした。

親としては世間一般的な人達が当たり前にできることはできるようにしてあげたいと思うものです。

それは僕らも同じで、特に奥さんは息子が当たり前のことができるように根気よく教え続けてきましたし、叱りつけながら繰り返していました。

また、左耳が聞こえないことを理由に、リスクがあること(自転車に乗りたい・野球がしたい・サッカーがしたい)をさせてきませんでした。

それは至極当然のことだと僕らは考えていたのですが、心理カウンセラーの先生から受けたアドバイスはその逆でした。

 

できないことを切り捨てる

できないことをできるようになることはとても大変な努力と継続が必要で、できないといけないという根本的な意識がなければできるようにはなりません。

心理カウンセラーの先生からは

  • 興味のないことを続けることは誰にとっても非常に難しいこと
  • 本人が必要性を感じていないとできるようにはならないこと
  • お母さんが言いすぎてること(事細かに言い過ぎて自分で考えなくなってる)
  • 息子は、ずっと言われ続けてもできない自分を情けないと思っている可能性があること
  • できないことがきっかけで自分自身を嫌いになる可能性があること(僕は駄目なやつだ)

などが挙げられました。

それができなくても死にはしないし生きていく上で必須ではないから、不注意で忘れものが減らないことや片付けができないことは切り捨てましょうと。

できなくて良いと考え方を変えましょうと言われました。

「何言ってんだ、そんなの駄目だろう」と思われる方もいらっしゃると思いますが、僕らはそう受け取りませんでした。

それはこのあとの言葉があったからです。

 

できることと好きなことを伸ばして、やりたいことをやらせて育てる

この一言が、僕らの中ではとても大きな言葉でした。

ADHDは発達障害なのは間違いありませんが、悪いところばかりではないんです。

  • 集中力がずば抜けていること
  • 興味を持ったら全力で取り組むこと
  • 人とは違う考え方ができること
  • 素直なこと
  • 嫌なことを引きずらずに忘れることができること(時々思い出しますが)

心理カウンセラーの先生はこの特徴はとても素晴らしい才能だと仰ってくれました。

これは息子の特徴なので皆さまのお子様に全てが当てはまるわけではないと思いますが、他の子と違うところ=才能なんです。

心理カウンセラーの先生は、好きなことや興味があること、やりたいことをどんどんやらせましょうと言われました。

その中から、息子がずっと興味を持ち続けていることや、実際自分でやってみて続けられることの中から自分が将来進む道(やりたいこと)が見付かるのではないかと。

ただし、リスクがあるのは間違いないので、やりたいことをやらせるときはリスクの説明を行い、きちんと理解させた上でやらせましょうとも言われました。

このアドバイスはとても響きました。

 

まとめ

ADHDと子育て、今日は心理カウンセラーの先生と面談した結果を綴りました。

今回の心理カウンセラーの先生との面談はとても良い経験になりましたし、専門家からの意見を聞けたのはとても有意義な時間でした。

結果として、相談したことの方向性を決めることができましたし、僕らでは知り得ないことや浮かばないこともたくさん聞けたので知識として得られたことはとても大きいです。

あとはこのアドバイスをどう実践していくかだけです。

その日、戻ってから早速奥さんが「自転車に乗らせようか」と言い始めましたので二つ返事で「OK」と応えました。

息子がやりたいと言ったことを今までやらせなかったのは親のエゴだったし過保護だったんだと気付くと、とても申し訳ない気持ちになりますが、これからはよく考えて結論を出せるので、息子には勘弁してもらいます(汗

今日は、「ADHDと子育て・・心理カウンセラー面談の結果」と題して、昨日受けてきた面談内容とその結果、得られたことについてまとめました。

今後心理カウンセラーの方と面談予定がある方や、相談してみたいと考えている方のサポートになれば嬉しい限りです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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