ADHDと子育て、今日はうちの息子の良いところと悪いところを綴ろうと思います。
現在うちの息子は小学校6年生。
一緒にいる時間は奥さんの方が圧倒的に長いんですが、僕が息子をみてきた中で良いところと悪いところをまとめてみます。
生まれてからずっと、良いところと悪いところは変わっていない様に思いますが、皆さんにも分かるように
- 生まれてから4歳まで
- 幼稚園時代
- 小学校時代
という感じで綴ります。
自分の息子に対する理解を深めるという意味の方が大きいですがお付き合い下さい。
うちの息子の良いところ

KidahaによるPixabayからの画像
うちの息子の良いところと悪いところを振り返っていきますが、うちの子の場合なので皆さまのお子様には当てはまらないところはあると思います。
同じADHDのお子様をお持ちの方は、この記事を読んでお子様の良いところを見付けるサポートになれば嬉しい限りです。
それでは振り返っていきます。
幼少期から4歳(幼稚園入園まで)
出産は16時間かかってなかなか大変だったのですが、生まれてからの検査で左耳が聞こえないことが分かり、半年後には川崎病という難病にかかってしまいました。
川崎病は定期的に再発しているかどうかの検査をするのですが、今のところ再発もなく元気に育ってくれていることに、まずは感謝です。
この時期の息子は
- 人見知りしない
- 人なつっこい
- とにかく素直
- とにかく無邪気
- 何にでも興味を持つ
こんな良いところがありました。
この時期はとても愛らしく、僕にそっくりという事もあって相当可愛がりましたし、よく抱っこを求めてきたのでずっと抱いてた記憶があります。
娘もそうでしたが、僕は子育てにあまり関われない分、抱っこだけは拒まずにしていました。
娘は5歳になるまで、息子は6歳になるまで抱っこしていた記憶があります。
あとから知ったことですが、抱っこというのは親子の絆を深める上でとても大切な行為なんだそうです。
そのおかげか、娘も息子もお父さんを嫌うことなく大きくなってくれました。
幼稚園児時代
この時期は、幼少期の良いところそのままに、さらに良いところがあったなぁと気付きます。
この時期の良いところは
- 誰とでも友達になれる
- 分からないことを「分からない」とはっきり言える
- 何にでも積極的に取り組む
- 恥ずかしがらない
- 誰にでも挨拶する
こんな感じでした。
他の子達と比べると、過剰なくらい子供らしい子供だったと思います。
ただ、この子供らしさを「幼すぎる」と感じて鬱陶しく感じる親御さんがいたことも事実です。
でもそこは我が子。
やはり可愛かったですね。
仕事が平日休みのときは僕が送り迎えをしていましたが、迎えに行ったときの嬉しそうな顔はいまでも目に焼き付いています。
小学生時代(現在進行形)
この時期は幼少期や幼稚園時代の良いところを持続しつつ、ADHDだからこその良いところがあるなぁと気付きます。
この時期の良いところは
- 集中力が凄い
- 興味のあることはどんどん情報を吸収する
- 上達が早い
こんな感じですね。
ここで挙げた良いところは連動していて、興味を持ったことを自分で調べて学習し、飲み込みが早くてグングン上達するという感じです。
ただ、小学校の中高学年ともなると子供っぽさが薄れて大人になっていく気配が出てくるのですが、うちの息子はそこがまだ出ていません。
息子の良いところとして認識しているものの、同年代の子達とは違う雰囲気を持っているので、ちょっと浮いた存在なんだろうなと思います。
とにかく子供っぽさが抜けません(汗
うちの子の悪いところ




OpenClipart-VectorsによるPixabayからの画像
当然、良いところがあれば悪いところもあります。
良いところでも書きましたが、この内容はうちの子の場合なので皆さまのお子様には当てはまるかどうかは分かりません。
ただ、同じADHDのお子様をお持ちの方は、この記事を読んでお子様の悪いところに気付けるサポートになれば嬉しく思います。
それでは振り返っていきます。
幼少期から4歳(幼稚園入園まで)
まだまだこの時期は良いところが目立つ年齢で悪いところがなかなか浮かばないのですが・・。
身体的には歩き始めるのが遅かったり、言葉がうまく出てこなかったり(左耳が聞こえないことも影響していると思います)とありますが、性格的なところでいうと
- 興味があるものを見付けるとすぐそっちに行ってしまう(何度か迷子になりました)
これくらいでしょうか。
でもこれは相当困ったし焦ります。
興味のあるものを見付けるとすぐそっちに行ってしまうのですが、それが連続して発生したときにはどこに行ったのか分からないんです・・。
ショッピングモールなんて興味を惹かれるものがたくさんあるので、3度ほど迷子センターのお世話になりました(汗
見付かったから良かったものの、今考えるとゾッとします・・。
皆さまは気を付けて下さいね。
幼稚園児時代
当時は目立って悪いところというのは気付けていないのですが、ADHDという病気を知っている今振り返るといくつか出てきます。
この時期の悪いところは
- 勝手に席を立つ
- 興味があるものを見付けたら学習時間でもそっちに行ってしまう
2つくらいですね。
この時期は悪いところいうか、できないことがあっても「他の子に比べたら遅いな」という印象しかなかったです。
気長に待てばいつかできるようになると考えていたので気にしていなかったというのもありますね。
ただ、幼稚園の先生からADHDではないかと言われたので、ADHDの傾向が見え始めたのはこの時期で間違いないです。
小学生時代(現在進行形)
期間としてはここが一番長く、集団生活が本格化する時期でもあります。
直近でもあるので強く記憶に残っているのはこの時期です。
小学生になってからの悪いところは
- 興味があることに集中すると周りが見えなくなる
- 興味がないことは完結するまでに凄く時間がかかる
- 空気が読めない(感じない)
- 自分から生活習慣行動ができない
- 言い訳する
- とにかく忘れものが多い
- 片付けができない
- 人の話しを聞かない(聞こえてないフリをしているような感じも見える)
この時期は「あれ?こんな事もできないの?」と気付くようになってきて、同学年の子と比べると劣っている(できない)ところが見えてきました。
いちいち言わないとやらないし、言ったことを確認しないと完結させてるかどうかが分からないといった状態で、悪いところはADHDの特徴に被っているものもあります。
できないことをできるようにしてあげないとと思って色々試してみるのですが、いちいち言ってしまうことが駄目なのかもしれません。
まとめ




Harish SharmaによるPixabayからの画像
ADHDと子育て、今日はうちの息子の良いところと悪いところを綴ってみました。
ADHDという病気を意識せずに良いところと悪いところを振り返ってみましたが、うちの息子の場合は良いところも悪いところもADHDの特徴を踏まえているように感じます。
でも、ADHDの特徴を踏まえている、踏まえていないも含めて、息子の良いところだし悪いところなので、しっかり受け止めて育てていかないと駄目だなと思います。
今日はとりとめのない内容でしたが、「ADHDと子育て・・うちの子の良いところと悪いところ」と題してまとめました。
この記事が、ADHDの子を持つご家庭の親御さんがお子さんの良いところと悪いところを先に知ることで気持ちの準備や対策などを考えるサポートになればと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。