失敗しない!コスパの良い5万円以下のノートPCを選ぶときはここを抑えよう!
近年は5万円以下でコスパの良いノートPCが多く販売されていて、買う側にとってはとてもありがたい環境になってきました。
しかし、いざ買おうと思ってノートPCを探し始めたらどれが良いのか選び方が分からないって経験ありませんか?

性能も機能も結構細かく分かれてるから選ぶのは難しいんだよ。


僕も何度も失敗しました・・。
性能的にはどれも同じだと思って安易に買ってしまうと、あとから「しまった!」ってなっちゃうんですよね。
そこでこの記事では、「失敗しない!コスパの良い5万以下のノートPCの選び方はこれ!」と題して、これまでノートPCを20台以上買ってきた僕の失敗経験から、失敗しないノートPCの選び方をご紹介しちゃいます!
※ノートPCを選ぶときに必要なパソコンの基礎知識やスペックについては、こちらの記事で分かりやすくご紹介していますので参考にされて下さい。
-
-
パソコンの基礎知識を覚えて自分の用途に合ったパソコンを選ぶ!
パソコンの構成や機能、性能はすごく広いし全てを知ることは恐らく不可能だと思います。
しかし、今日ご紹介する5つのポイントを抑えることで無駄な機能や性能に惑わされず、自分の用途に合ったパソコンをそれなりのコストで手にすることができますよ。続きを見る
5万円以下のノートPCの特徴は?
失敗しないコスパの良いノートPCの選び方をご紹介する前に、5万円以下のノートPCってどんな特徴があるかを知っておくことも大切なのでご紹介します。
5万円以下のノートパソコンは
- Officeの使用
- 動画視聴
- インターネット検索
一般的な使い方やビジネス的な使い方をする分には問題ありません(選び方はあります)が、一方で
- ゲーム
- 画像・動画編集などのクリエイティブ作業
など、大量にデータの送受信が発生する作業や重めの作業は苦手(能力不足)。

苦手なところを分かっておけば選ぶとき悩まないで済みそう。

その通り!
クリエイティブな作業やゲームができない訳ではありませんが、そういう使い方だと処理が重くなってストレスを感じてしまいます。
クリエイティブ作業メインでノートPCを使うのであれば、それなりにスペックの高いものを選ぶ必要がありますし、ゲームに関してはグラフィック処理などが優れたものを選んだ方が後々後悔しなくて済みます。
ただ、一般的な使い方であれば5万円以下のノートPCでも充分活躍します。
失敗しない!ノートパソコンの選び方はこれ!
失敗しない5万円以下のノートPCを選ぶときのポイントは5つあります。
- スペック(CPU、メモリ、ストレージなど)をチェック
- サイズ(ディスプレイ(画面)の大きさと重さ)をチェック
- 画面の解像度をチェック(映像の美しさ)
- バッテリー駆動時間をチェック
- インターフェイス(外部機器に接続する端子)をチェック
どれもノートPCとして大事な性能や機能なのでしっかり確認して購入することが大切です。
ではひとつずつ解説していきますね。
スペック(CPU・メモリ・ストレージなど)をチェック
まずはスペックのチェックです。
ノートパソコンを選ぶとき、僕はここが一番重要なところだと思っています。
スペックでチェックすべき要素は3つありますのでひとつずつ解説していきます。
CPUの選び方
僕のおすすめは断然「CoreM」ですが、5万円以下のノートPCに搭載されているCPUの多くは
- インテル Celeron
- インテル CeleronAtom
- インテル Pentium
- インテル CoreM
上記4つが主です。
どれが良いのかは実際使ってみないと体感的な違いは分かりません。
僕はそれぞれを使ったことがあるのですが、僕の経験値からCPUを性能順に並べると
CoreM→Celeron→Pentium→CeleronAtom
こんな感じになります。
恐らく公表されている性能順とは違いますが、体感的にはこんな印象を持っています。
なので、CPUを選ぶ順番は前述の性能順で選べば良いと思います。
また、CPUのことを詳しく知りたい方はCPUの性能を比較しているサイトがありますのでこちらの記事をご覧下さい。
CPU性能比較表(ノートパソコン・タブレットPC)【2020年最新版】
メモリの選び方
僕のおすすめは断然「8GB」ですが、5万円以下のノートPCに搭載されているメモリーは
- 2GB
- 4GB
- 6GB
- 8GB
が主ですが、一般的な使い方なら4GB以上、ビジネス的な使い方だったら8GBを選べば間違いありません。
6GBでも良いと思いますが、中途半端な数字だし僕は使ったことがないので推しません。
逆に、絶対おすすめしないのは2GB。
実際に使ってみると、ネットで動画視聴(YouTubeなど)やOfficeなどのソフトを使う程度でも2GBだと厳しいです。
ちなみに、スマホのiPhoneXでメモリは3GB、それ以降は4GBが使われていますのでパソコンのメモリが2GBだと厳しいというのがお分かりいただけると思います。
僕のおすすめは「8GB」ですが、最低でも「4GB」を選択すれば間違いないと思います。
ストレージの選び方
僕のおすすめは「SSD 256GB」ですが、5万円以下のノートPCに搭載されているストレージは
- 64GB
- 128GB
- 256GB
が主流で、3万円以下のノートPCなどにはたまに32GBのストレージが搭載されています。
また、今のノートPCは「SSD」がほとんどで、「HDD」は搭載されている機種はすごく少ないです。
HDDは外付けできるものがあるしUSBという選択肢もあるので、データを保管する(画像や動画など)ことが目的であればそれで補えます。

そうです。
今は「クラウドサービス」も豊富に提供されていますので、それらを有効に活用すれば、ストレージは128GBでも充分だと思います。
クラウドサービスとは
写真や資料などのデータを自分のパソコン内のストレージではなく、ネットワークを経由した先にある自分専用のストレージに保存する
参考URL:クラウドサービスとは?
技術のことで、クラウドストレージを活用すると
- 自分のパソコンのストレージを節約することができる
- 自分のパソコンではないパソコンからも自分のデータを見れる・触れる
- パソコン間での共有が容易(会社のパソコン⇔自宅用のパソコン、パソコン⇔スマホ)
- データ紛失のリスクがかなり削減される
こういうメリットがあります。
以前はUSBや外付けHDDなどを持ち歩かないといけなかったんですが、今は便利な時代になりました。
サイズ(ディスプレイの大きさとパソコンの重さ)をチェック
次に重要なのが「サイズ」です。
ディスプレイ(画面)は
- 大きい方が良いのか
- 小さくても大丈夫か
買おうとしているノートPCは
- 持ち運ぶのか
- 置き使いするのか
で重さを選ぶ基準も変わります。
ひとつずつ説明していきます。
ディスプレイの大きさの選び方
僕のおすすめは断然「13.3インチ」ですが、5万円以下のノートPCでもディスプレイサイズは豊富にありますので、自分が使う用途に合わせて選ばないと後悔してしまいます。
主に持ち運びしてノートPCを使うのであれば
- 11インチ~14インチ
の間がおすすめです。
もう少し小さい10インチもありますが、パソコンとして使うにはちょっと小さすぎるのでおすすめしません(ただし軽いです)。
自宅に置いて使用することがほとんどなら
- 14インチ以上
がおすすめです。
パソコンの重さの選び方
ノートPCの重さ(重量)は、持ち運ぶのか置きっぱなしにするのかで決めましょう。
僕がおすすめするのは1kg~1.5kgです。
持ち運びがメインなら1.5kg以内にしないと、持ち運ぶのには相当重く感じます。
15インチ以上のノートPCの重さはだいたい1.8kgから2kgを超えるものが多いので、持ち運べないことはありませんが担いでいると徐々に重くなってくるのでおすすめしません。
持ち運ぶ場合は軽ければ軽い方が良いのですが、耐久性が心配なのであまり軽すぎるのも持ち運ぶには正直怖いです。
持ち運ばないのであれば、重さにこだわる必要はありません。
解像度の選び方
解像度は大きい数字になればなるほど画面が繊細で美しく、より多くの情報を一度に閲覧できたり、小さい字が見やすいというメリットがあります。
逆にインチが小さい小型のノートPCだと「文字が小さすぎて」読めなかったり、インターネットブラウザの右上にある「閉じる」ボタンが小さすぎてクリックしにくかったりという不便さもあります。
また、消費電力が多くなるため、不要な解像度の高さはバッテリーの持ち時間が短くなるというデメリットになる場合もあります。
ですが、高解像度のディスプレイの美しさは素晴らしいの一言です。
その効果は普段使いでも大きいのですが、その威力が発揮されるのはやっぱり動画視聴なので、動画を視聴されることが多い方には解像度が高いディスプレイをおすすめします。
5万円以下でも高解像度を搭載しているものも結構あるので、解像度は
- FHD(フルハイビジョン)
- FHDスクリーン
と表記されているものを選びましょう。
それよりも低い解像度だと、数字が低くなるにつれて画面が粗なり、全体的にチカチカ見えて小さな字も滲んで見えるのでおすすめしませんし、目が疲れます・・。
バッテリー駆動時間をチェック
僕のおすすめのバッテリー駆動時間は4時間〜6時間です。
バッテリー駆動時間は、持ち運ぶ方にとっては重要なポイントです。
ですが、外で1日中パソコンで作業するなんてことは滅多にないと思いますし、ずっとパソコンを立ち上げっぱなしなんてこともないと思いますが、それでも最低4時間は確保しておきたいです。
8時間は欲しいと思われるかもしれませんが、移動するときにパソコンを「スリープ」モードにしておけば、びっくりするくらいバッテリーを節約できますので、持ち運ぶときは必ず電源を切るかスリープモードにしておきましょう。
置き使いするのであれば気にする必要はありません。
インターフェイスのチェック
意外と見落としがちなのが「インターフェイス」です。
多くは必要ありませんし、用途によって必要なインターフェイスが変わるので一概にこれ!とは言えませんが、標準装備としてこれだけは必要だというものをご紹介します。
標準装備として必要なインターフェイス
これだけはあった方が良いものは
- USBポート・・・ストレージ含めて、ほとんどの外部機器が接続可能
- HDMIポート・・・映像出力
- USBーCポート・・最近対応機器が増えてきていますのであれば便利
これだけあれば大丈夫ですが、USBーCは標準装備として付いていないことが多いので、付いていなければ諦めましょう。
また、ひと一昔前のモニターは映像出力ポートがVGAという端子なので、古いモニターをセカンドディスプレイとして使おうと考えているなら必要になります。
しかし、新しいモデルのパソコンにはほとんど装備されていないので標準として望むのは諦めて、変換器などで対応しましょう。
使用用途によって必要なインターフェイス
ノートPCの使い方で変わりますが
- DVDを観られる方は光学ドライブ
- Wi-Fiではなく有線でネット回線につなぐ方はLANポート
- 写真などのデータを取り込む方はメモリカードスロット
が必要です。
ただ、これらは外付け機器が販売されているので、ノートPCに装備されているかどうかにこだわる必要はありません。
それよりも標準装備で挙げた3つのインターフェイスの方が優先度は高いです。
必要になったときに購入すれば大丈夫だと思いますので、頻繁に使用しないのであればノートPCのインターフェイスとしてこだわる必要はありません。


その機能が本当に必要かを考えてみると良いですね。
まとめ
失敗しない!コスパの良い5万円以下のノートPCの選び方はこれを抑えよう!
コスパの良い5万円以下のノートPCとはいえ、失敗したからといってすぐに買い換えられる訳ではありません。
失敗しないコスパの良い5万円以下のノートPCの選び方のコツは、買う前に
- どういう使い方をするのか
- 自分にとって必要な機能や性能はどれくらいのスペックか
をよく考えることが大切で、その大切なことは全てこの記事でご紹介しています。
失敗しないためには要らない機能と過剰な性能を切り捨てることが大切なのでしっかり抑えておきましょう!
今回は「失敗しない!コスパの良い5万円以下のノートPCの選び方はこれ!」と題して僕の失敗経験から、失敗しないために抑えるポイントと選び方のポイントをご紹介しました。
この記事が、ノートPCを買うときにどれを買えば良いか分からない方のサポートになればこれほど嬉しいことはありません。
また、5万円以下のコスパが良いノートPCを厳選してご紹介している記事もありますので、こちらもご覧下さい。
-
-
コスパ最高!5万円以下のおすすめノートPCをご紹介!
この記事では、今までノートPCを20台以上購入してきた経験を基に、ノートPCの選び方から5万以下でコスパの良い、大学生や女性にもおすすめのノートPCをご紹介しています。
どれを買おうか迷っている方は必見です!続きを見る
最後までご覧いただきありがとうございました。